9.好色一代女

作词:吉冈治
作曲:三木たかし

水风吕に热い身体(からだ)を沈めても
火の萤 杀しきれずに闇に飞ぶ
荒くれの腕の中 さらされて
二度も三度も二度も三度も 恋慕う
あゝ恋する女は罪ですか
あなた あゝめらめらと
それぞれの利き腕で
梦を见るのも 女…
あたし夫がいます
でも爱さずにいられない

耳をあて听いてください 血の音を
好きだから 二人どちらも好きだから
姫镜覗(のぞ)き迂み 红をひく
二度も三度も二度も三度も 爪を剪(き)る
あゝ切なさつらさは罪ですか
眠れ あゝぐらぐらと
触れ合えばひとすじに
けものごころの 女…
いつも刃(やいば)を渡る
でも爱さずにいられない

あゝ溺(おぼ)れる女は罪ですか
あなた あゝゆらゆらと
それぞれの利き腕で
梦を见るのも 女…
あたし夫がいます
でも爱さずにいられない